Shujiworksリペア工房の修理に関わるあれやこれ
モノづくりをしている自分がする修理の意味。
モノを直して使い続けること と
モノを直して生きること。
永い目を持ち、小さくて大したことを知るそんな修理が
したいのです。

2017.06.27 Tuesday

カービングトートバッグの修理、その後のお話。

JUGEMテーマ:修理

 

以前お受けした修理の鞄に、手作りのカービングバッグがありました。

 

おばあさまの手作りの鞄ということで、お孫さんから持ちいただきました。

 

こちらは、前回修理を終えて、お渡した時の鞄です。

 

遠目からはわかりませんが、「持ち手の革の厚みが薄いので、気を付けながら使ってくださいね〜」とお渡ししました。

 

なるべくオリジナルの革そのままで使用したい、というお気持ちとても分かります。

 

本体の鞄に色、雰囲気ともに一番合っていますし、何よりご家族の手作りは大事にしたいですしね。

 

とはいってもやはり使用してもらえなければ、鞄の役目が果たせません・・・。

 

 

今回もう一度お持ちいただいたもの。

<Before>

 

持ち手が切れてしまいました。
 

今回は思い切って持ち手の交換です。

 

 

<After>

 

オリジナルの鞄のベルトは細めの幅です。

 

強度を考慮して、少し厚みのある持ち手を選びました。

 

今後もまた大切にたくさん使ってもらえると思います。

 

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2017.06.20 Tuesday

鞄の「擦れ」の補修のお話。

JUGEMテーマ:修理

 

お気に入りのショルダーバッグ。

 

使用頻度が高いとそれだけいろいろなダメージをうけます。

 

今回はスレの補修のお話です。

 

<Before>

 

日々の使い方の「癖」というものがあります。

 

例えば、常に右肩にかけて持ち歩く、とか。ベルトの長さを変えずに使っている、とか。

 

そうするとダメージを受ける箇所、負担がかかる箇所は当然でてきます。

 

「擦れ」はそのままにして使用し続けると革が切れてしまう恐れがあります。

 

 

 

<After>

 

今回は擦れた箇所の上に一枚の革をのせて補修しました。

 

革色は、ショルダーバッグに合うように少し染色してあります。

 

そして鞄の雰囲気に合わせてピッチ(縫い幅)を広めにして手縫いしました。

 

 

 

使用するとまた同じ個所が擦れてくると思いますが、

 

今回補修したように革を貼りかえれば、本体の鞄はダメージを防げます。

 

今後も長く愛用してもらえると思います。

 

 

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