Shujiworksリペア工房の修理に関わるあれやこれ
モノづくりをしている自分がする修理の意味。
モノを直して使い続けること と
モノを直して生きること。
永い目を持ち、小さくて大したことを知るそんな修理が
したいのです。

2015.12.15 Tuesday

スパニッシュチェアのお話。

JUGEMテーマ:修理

少し前に、スパニッシュチェアの修理のお話を載せました。

今回はベルトの修理のお話しです。

スパニッシュチェア持っている方ってけっこういらっしゃるんですね!驚きです!

今回の修理箇所☆

三か所ベルトが切れてしまっています。

糸も所々切れているので、すべて縫い直します。

<Before>



切れたベルトの再利用はせず、新しい革を接ぎました。革が乾いていたため修理してもすぐ切れてしまう可能性あります。

使用するときに力がかかる箇所は同じ箇所。これからの使用に耐え、更に丈夫にするために裏にも革を張り合わせ補強します。

オリジナルの革色と近いものをご準備出来るのですが、今回はクライアントさまのご意向で違う革色をつかいました。




<After>

芯として貼られていた生地もノリが剥がれ、経年変化が多々見られましたが修理を機に新しい布を貼り直しました。


スパニッシュチェアは小物と違って、モノが大きいので縫い作業がなかなか困難。

しかし家具好きなのであれやこれやと最善の修理を考える作業は楽しかったです。






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2015.12.13 Sunday

革パンの修理のお話。

JUGEMテーマ:修理

今回の修理は『レザーパンツ』です。




股のあたり、糸が切れてしまっています。

パンツの股がみ周辺は着用時に力がかかるところなので、
トラブルが起きやすい箇所です。また糸の劣化も原因としてあげられます。

革には破れなどのダメージはないので、今回は縫い直しのみ行います。

拡大するとこんな感じです。
<Before>



<After>


裏地付きのパンツのため中から縫うことはできませんでした。
なので表から一針、一針手縫い。

革本体に新たな縫い穴は空けておりません。
縫い穴が増えれば増えるほど、強度に問題がでてきますのでもともと空いていた穴を縫っていきます。

返し縫いもして、さらに丈夫に仕上げました。

また大切に永く履いてもらえるといいねねーレザーパンツ☆☆


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